地元墨田で親子三代 畳の伝統と歴史
伝統を未来に伝える
誠実な姿勢と確かな技術でお応えし、ここ墨田の地で沢山の皆さまに支えられてきました。
現在は三代目が代表になり、二代目と共に日本の伝統的な敷物である、畳(たたみ)の素晴らしさを
より多くの方に知っていただければと考えております。
昭和二十四年創業の老舗店舗
地元墨田で明治時代から畳屋として開業していた店に、初代斉藤源次が畳職見習いとして入店しました。終戦後、斉藤畳店として開業します。現在のたたみ工房さいとうの起源になります。
伝える・伝統技術
たたみ工房さいとうは日常の作業のなかで、伝統技術の伝承にも心がけています。
畳づくりの技術を尊重し、合理化した機械も取り入れ、確かな「畳造り」に心がけています。
親子三代 たたみ一筋
たたみ専門店として、日本の伝統的な敷物である「たたみ」のすばらしさを、より多くの方に知って頂けるよう、日々努力し続けていきます。
いずれの現場も、必要な数値を採寸してから各位置の畳の寸法を算出して工場で制作して納品しております。
通常の四角い部屋とは異なった採寸法を用いました。
基本は「円の弦の中心と半径は直角に交わる」の原理を応用しております。
「台形」の畳が規則正しく敷き詰められています。
この作品の留意点は現場が出来上がってから、採寸して当社工場で入念に作り上げ、
制作後現場に納品をし畳を修正することなく敷き詰めた点です。
正確な採寸技能と畳を作る技が要求されたお部屋です。
こちらの作品も小規模ですが同様な和室です。
円の中心が求められず想定した中心を用いたため、畳縁の「通り」が若干悪く
2帖を少し手直しをして敷き込みました。
TEL. 03-3631-9591 FAX. 03-3631-9587
弊社の業務内容は「畳の製造販売業」です
畳の専門店として「たたみ一筋」に専念しております。
世の中には「襖屋」「左官屋」「建具屋」など「○○屋」と呼ばれる職業があり、例外は「大工さん」くらいでしょうか。
それぞれの業務内容は非常に奥行きの深いものがあります。
それぞれ「見習い」からはじまり「親方」から仕事を教わっていくのですが、創意工夫をしながら自分のものにしていく、身体で思えていくわけです。
なかなか複数の仕事を覚えるのは困難なことです。
この様な訳で弊社は「たたみ」に専念していきたいと考えております。
「一生涯勉強」とはよく言われることですが、「たたみ」を少しでも上手に作れるよう、そしてお客様に喜んでいただけるよう、日々鍛錬していきたいと考え、「社是」としております。
業務内容は、張り替え工事が約60%、新規畳が約40%となっており、地場のお客様からの受注が約40%、工務店リフォーム会社等の下請けが約60%となっております。
畳の構成材料には色々なものがあり「畳は素人目には解りにくいもの」ですから、「解りやすく、誠実に」を基本姿勢として心がけております。
店頭には代表的な畳表や畳床の見本を展示しております。
ご要望があれば、見本を持参してお部屋を見させていただきお見積りに伺います。
弊社は沿革にあるよう一代目が職業訓練校に深くかかわってまいりました。
二代目も「試験問題作成」など協力してまいりました。
「技術はマニュアルでは伝えきれない。ここ一番のところは日常の仕事を一緒にしながら伝えるしかない。」が一代目の口癖です。
近代的な畳の在り方を、お客様から多くの言葉を頂戴して学びながら畳の業務を営ませていただく側ら、「技術の伝承」にも努めて参りたいと考えております。
畳張り替え、畳工事、畳替え、畳表替え、畳裏返し、オーダーメイド畳などは、たたみ工房さいとうにお任せください。